フランフランを経営しながら考えたこと(高島郁夫)

フランフランを経営しながら考えたこと

高島郁夫 著

Franfranの社長様の本。

とてもキレイな色です。中身も濃いです。

感性からビジネスをデザインする為の

考え方が勉強になります。

デザインには、精神的に豊かさを感じられる暮らし

を実現できる力がある。共感ですね。

特に女性心理の機微を理解出来た上で、ビジュアル

化することが益々求められる時代であると実感してま

すが、男性陣には余程のアンテナと意識が必要となり

ますね・・・

johnnyのCRMビジネスにおいてもヒント盛りだくさん

でした。

印象的な箇所を抜粋。

・ターゲットは「都会で1人暮らし25歳のA子さん」と

ピンポイントに絞り込むことで、限定的になるはずの

ターゲットは、多くのお客様の共感を呼ぶ。

「都会で1人暮らし25歳のOL」は、誰の心の中にも住んでいる。

・エルメスの家訓に「エルメスに最もふさわしいビジネス以外は

行わない」とある。どこにブランドアイデンティティを持っていくか

が肝。

・消費者心理を引き出し商品化するマーケットプル。

「そうそうこれ。こういうのが欲しかったの」という

気付きが実感される商品づくり。

・女性が発する信号はあくまでも「感性信号」。

感性の信号から、そのオクにある真意を感じ取り、

それをすみやかに提示できるかどうかがFranfranの

生命線。

・女性にとって重要な購買動機は、「カワイイ」かどうか。

「それを使っている自分」はカワイイか?

「これをカワイイ!とと思う私って、カワイイ!」

セルフイメージが描けて、そのイメージの中で

輝いている自分を実感できれば、購入につながる。

・Franfranにとおて最高のメディアはショップそのもの。

コミュニケーションの主は、お客様のクチコミ。

だから、販促活動は店頭基点にフォーカスし、お客様

からお客様へと自然発生的に情報が広がっていく様な

魅力作りに全力を注いでいる。店全体のディスプレイで

店の雰囲気が決まる。

ラティース太陽光発電