posted with amazlet at 10.12.13
坂口 孝則
幻冬舎
売り上げランキング: 9127
幻冬舎
売り上げランキング: 9127
☆☆☆☆
自費出版、all aboutを引き合いにだして、
これまで「お金を払っていた」対象を「お金をもらう」
対象へと転換するモデル、というは展開にはハッと
させられました。
「消費」も「労働」になりつつあると言うのも面白い。
・誰かの指示に従っている→広告主や売り手が勧めるものを買っている
・やりたくないことをやらされている
→その広告や売り手の勧誘に乗せられ、欲しくないものを買っている!?
・しかしそれは、自己実現をする近道だといわれている
→「これを買えば新たな自分になれる」といわれている
johnnyも店頭で、買わされてる感を感じることがある。
例えば、「カレールー」「醤油」とか特売比率の高いカテゴリーで。
安売りされる特売品は数種決まっていて、その場では安さ
故にそれを購入してしまうが、もっと旨いかもしれない他の
商品に手を出せない結果となっている。価格安で選択肢を
狭められている気がしてならない。
特売品がなかったら、どの商品を買うのだろうか・・・
本のタイトルは想像の範疇内だが、付随する著者の展開は
面白かった。