｢お通し｣はなぜ必ず出るのか(子安大輔)

「お通し」はなぜ必ず出るのか―ビジネスは飲食店に学べ (新潮新書)
「お通し」はなぜ必ず出るのか―ビジネスは飲食店に学べ (新潮新書)

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子安 大輔
新潮社
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☆☆☆
読みたくなるタイトルですね。
チップ制の慣習のない日本では席料という意味合いの
様ですが、客単価と利益率から見ると、大きな利益源に
なっているのも事実の様です。
こだわりのないお通しも多く、個人的にはお通し反対派
ですけど。
韓国では無料でキムチ食べ放題が普通なのに、日本
では注文しなければならないとか、食文化の違いでしょう
けど。
市場の大きさは興味深い数値です。
飲食業の市場規模は、24兆円（2007年）
国内乗用車に市場17兆円
コンビニの市場7兆円
総務省統計では、
2001～2006年で新規出店12万軒、廃業14万軒。
毎年2万件以上が新規出店で、約3万軒が消えている計算。
周辺ビジネス(ぐるナビ、食べログファンド等)の広がりで追い風
･向い風同時に吹いている状況ですね。
行き当たりばったりのお店選びは少なくなりましたが、ネットで
調べた上で行ったお店でハズすと凹みますね。
やはり嗅覚は必要です。
初めてのお店でも看板メニューを知っているのが普通で、お店に
とってもプレッシャーですね。
昨日もあるIT系の社長様とネットで調べた焼きトン屋に行ったの
ですが、もうちょいな感じでした。しかも途中から大学生40人位の
団体でコンパが始まり、大騒ぎになってました。。。
入店前に一言伝えて欲しかったですよね。
「イッキ」コールも聞いたことがないバージョンだったり、やはり女子チー
ムの元気さが目立ってて、それはそれで楽しかったりもしますが。
まだまだ健全な大学生がいるみたいで、微笑ましかったりもして。
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