レバレッジ・マネジメント―少ない労力で大きな成果をあげる経営戦略』
posted with amazlet at 09.03.20
本田 直之
東洋経済新報社
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本田さんのレバレッジシリーズ。
為になります。経営幹部の方にお勧めです。
クライアントさんとmeetingしていると、危機感のない
人が社内の大勢を占めていると嘆きの声を聞くことが
多いですね。
危機感を持って主体的に考えられる人の方が少なく、
圧倒的には受動的になるようにしかならないといった考え方
が多いのが事実。組織の構造は変わりにくいものですね。
どうも若手の方が真に主体的に現状に疑問を持ち、自分の将来、
つまりはライフプランをも左右する所属する組織に対しての不安・
危機感を感じるが故に、先を見据えて今何をすべきかを考えている様
に見受けられます。逆にベテランほど、危機感を持っているポーズをとっ
ているのでは!?今さらな転職も厳しいので、無意識に自分の保身へと
向かっているのでは!?と感じます。勿論皆がそうではありませんけど。
人の行動の9割は無意識で決定付けられているものですから、この無意識
が重要です。
経営幹部の問題ですね。良い形での世代交代がポイントになるので
はないでしょうか?5年10年先は、今のタイミングで決定しているとも
言えますね。そして、ベテランは還元という気持ちで、最大限バッ
クアップ出来れば素晴らしいですね。
また、肩書きが人を育てるとも言います。
現状の部署名、肩書きは今の時代に合っているのか疑問です。
形から入ることで、見えることもきっとあるのではないでしょうか?